7月7日はチョコレートの日!知って楽しいカカオの豆知識

はじめに|七夕だけじゃない!世界が祝う「チョコレートデー」

7月7日といえば七夕…ですが、実は「世界チョコレートデー」でもあることをご存じでしょうか?甘くて、香り豊かで、ときには心のごほうびにもなるチョコレート。この記念日は、そんなチョコの魅力をあらためて感じるきっかけとして、世界中で静かな盛り上がりを見せています。

チョコレートは、ただ「食べておいしい」だけの存在ではありません。その歴史には意外なエピソードがたくさんあり、原料であるカカオの背景や製造方法を知ることで、いつもの一粒がもっと特別に感じられるはずです。

この記事では、そんなチョコレートにまつわる豆知識をわかりやすくご紹介します。思わず誰かに話したくなるトリビアから、当店で手がける本格カカオのこだわりまで、チョコレートの奥深い世界を一緒にのぞいてみませんか?


7月7日がチョコレートの日と呼ばれる由来

世界で愛される「World Chocolate Day」

7月7日は、世界中のチョコレート好きが心待ちにする「World Chocolate Day(ワールド・チョコレート・デー)」として知られています。この記念日は、2009年頃から広まったとされており、比較的新しいイベントです。ただし「なぜこの日なのか?」と聞かれると、ちょっとした歴史が隠れています。

実は、7月7日はチョコレートがヨーロッパに初めて紹介された日だという説があるのです。今からおよそ500年前、スペインに初めてカカオが持ち込まれたのが1550年ごろ。それを記念して「チョコレートがヨーロッパにやってきた日」として選ばれたのが、この7月7日なのだとか。

もちろん、正確な日付までは文献によって諸説ありますが、甘い歴史の始まりを祝うにはぴったりの一日ですね。

実は国によって“チョコレート記念日”が違う?

面白いのは、世界中どこでも7月7日がチョコレート記念日というわけではないということ。たとえばアメリカでは、9月13日が「インターナショナル・チョコレート・デー」、そして**10月28日が「ナショナル・チョコレート・デー」**として親しまれています。国ごとに、チョコレートを祝うタイミングがちょっとずつ違うのも、世界中で愛される存在だからこそ。

つまり、7月7日は“チョコレートの日のひとつ”というわけ。特別な決まりがあるわけではなく、「この日をきっかけにチョコを楽しもう!」という気軽なお祝いが、世界中のファンに広がっていったんです。

そんなカジュアルさも、チョコレートの魅力のひとつかもしれませんね。


チョコレートの歴史をざっくりタイムライン

はじまりは神へのささげものだった?

チョコレートの物語は、遥か昔の中南米にまでさかのぼります。紀元前からカカオを栽培していたマヤ文明では、カカオ豆をすりつぶして水で溶いた「ショコラトル」と呼ばれる苦い飲み物が、宗教儀式や王族の特別な飲み物として大切にされていました。
続くアステカ文明では、なんとカカオ豆は通貨としても使われていたのです。兵士たちの栄養源にもなり、「神の食べ物」として崇められていたカカオは、当時からすでに特別な存在だったことがわかります。

ヨーロッパで一大ブームに

16世紀、スペインの征服者たちがカカオ豆をヨーロッパに持ち帰ったことで、チョコレートの歴史は大きく動き出します。最初は苦いままだったこの飲み物も、砂糖やシナモンを加えることで“甘くて贅沢な飲み物”へと進化。
王侯貴族の間で人気が爆発し、1657年にはロンドンにチョコレート専門の社交サロン「チョコレートハウス」まで登場します。ワインやコーヒーと並び、上流階級の嗜みとしての地位を築いていったのです。

板チョコの誕生は意外と最近?

工業化の波に乗って、チョコレートにも革新が訪れます。1828年、オランダ人のヴァンホーテンが油分を取り除いた「ココアパウダー」を発明。これにより手軽に加工できるようになり、チョコの大衆化が進んでいきます。
1847年にはイギリスのフライ社が世界で初めて「食べるチョコ」、いわゆる板チョコレートを製造。そして1875年、スイスのダニエル・ピーターがミルクチョコレートを生み出し、私たちがよく知る“甘くてなめらかなチョコ”が完成したのです。

いま注目のクラフト&ビーントゥバー

現代では、ただ甘いだけじゃない“素材や産地の違いを楽しむチョコレート”が世界中で注目を集めています。特に、カカオ豆の仕入れからチョコに仕上げるまで一貫して手がける「ビーントゥバー」スタイルは、作り手の想いやカカオそのものの個性を大切にするムーブメントとして広がりを見せています。
日本でもビーントゥバー専門店が続々登場し、チョコレートは“お菓子”という枠を超えた、文化的で味わい深い体験へと進化し続けています。


思わず誰かに話したくなるチョコレートのトリビア

ホワイトチョコって、チョコじゃないの?

見た目も味もやさしくて人気のホワイトチョコ。でも実は「ホワイトチョコはチョコレートじゃない」という声があるのをご存じでしょうか?その理由は、カカオの“茶色い成分”が入っていないから
ホワイトチョコに使われているのは、カカオ豆から抽出される「カカオバター」という油脂の部分で、チョコレート特有の色や風味を生む“カカオマス”は含まれていません。
つまり、チョコレートの「香りや苦味のもと」は入っていないというわけです。とはいえ、そのまろやかさやミルキーな口どけは、ホワイトチョコならではの魅力。定義の違いも含めて、ちょっとした話のネタになりそうですね。

昔の人はカカオをお金として使っていた!

いまではお菓子として親しまれているチョコレートの原料・カカオ豆ですが、アステカ時代にはなんと“お金”として使われていたんです。
たとえば、カカオ100粒で七面鳥1羽と交換できたという記録も残っているほど、当時の人々にとってはとても価値のある存在でした。まさにカカオは、食べるだけでなく、経済も支える存在だったというわけですね。今の時代なら、お財布にチョコが入ってる…なんて考えるとちょっと楽しくなります。

犬にチョコレートはNG。その理由は?

チョコレート好きな飼い主さんは要注意。実は、チョコに含まれる「テオブロミン」という成分が、犬にはとても危険とされています。
人間にとってはリラックス効果が期待できるこの成分も、犬の体ではうまく分解できず、少量でも中毒症状を引き起こすことがあります。サイズにもよりますが、体重1キロあたり20mgほどで症状が出るとされており、特に小型犬には要注意です。
「うっかり落としたチョコをペロリ」なんてことがないよう、お家ではしっかり管理してあげたいですね。

チョコレートハウスは、昔の“カフェ”だった?

コーヒーハウスが流行する前のヨーロッパでは、「チョコレートハウス」が人気を集めていました。
17世紀のロンドンでは、甘いチョコレートドリンクを提供する店が社交場として栄え、上流階級の人たちが集まって情報交換や政治談議に花を咲かせていたそうです。
今でいうなら、“チョコレートバー”のような空間だったのかもしれませんね。チョコレートは、昔から人と人とをつなぐ魅力的な存在だったのです。

おすすめ商品とギフト提案

商品ラインナップ

商品名

内容量

テイスティングノート

価格

URL

ジャラクガナッシュ(生チョコ)

8個入り

なめらか×濃厚カカオ

¥1,960

https://jalak-yumex.net/collections/chocolate/products/1004

ボンボンショコラ 6個入り

6個入り

フルーツ×ナッツ×紅茶の個性派

¥2,760

https://jalak-yumex.net/collections/chocolate/products/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%A9-6%E5%80%8B%E5%85%A5%E3%82%8A

それぞれの特徴

ジャラクガナッシュ(生チョコ)

ジャラクのBean to Barチョコレートを贅沢に使った、なめらかな口どけのガナッシュ。インドネシア産カカオ豆を丁寧に焙煎・精製し、そこに生クリームとバターを加えることで、リッチでやさしい味わいに仕上げています。手土産や贈り物にぴったりなサイズ感で、冷蔵で届くため、ひんやりとした食感も楽しめます。

ボンボンショコラ 6個入り

6つの異なる味が楽しめる、華やかな一粒チョコレートの詰め合わせ。ベリーの酸味が爽やかな【アムール】、沖縄の塩が香る【塩キャラメル】、香ばしい【アーモンドキャラメル】、人気の【ピスタチオ】など、色・香り・食感が一粒ずつ異なります。見た目にも美しいチョコレートは、特別なギフトにぴったり。インドネシア産カカオの奥深さと素材の妙が詰まった逸品です。

 

商品一覧を見る https://jalak-yumex.net/collections/chocolate

 


まとめ|チョコレートに詰まった物語を味わおう

チョコレートの世界は、私たちが思っている以上に奥深く、そしてどこかロマンのあるものでした。7月7日の「世界チョコレートデー」にはじまり、マヤ文明やアステカ時代のカカオの役割、ヨーロッパでの流行、そして現代のビーントゥバー文化まで――ひとくちのチョコには、たくさんの歴史と物語が詰まっているのです。

さらに、ホワイトチョコの意外な真実や、カカオ豆がお金として使われていた話など、思わず誰かに話したくなるようなトリビアもチョコレートの魅力のひとつ。こうした知識を少し知っておくだけで、いつものチョコがちょっと特別な存在に感じられるのではないでしょうか。

当店では、そんなチョコレートの魅力を最大限に引き出すため、インドネシア産の良質なカカオ豆を使い、焙煎や原材料にも徹底的にこだわった製造を行っています。甘さ控えめで、素材の風味が生きた本格チョコレートは、日常のおやつにも、大切な人への贈りものにもぴったりです。

気になる方は、ぜひ当店のチョコレートをお試しください。今日学んだ“豆知識”と一緒に味わえば、きっとその一枚に込められたストーリーを感じられるはずです。



【情報源 URL 一覧】

  1. World Chocolate Day – Wikipedia
    https://en.wikipedia.org/wiki/World_Chocolate_Day

  2. How Chocolate Got to Europe – WIRED
    https://www.wired.com/2010/07/0707chocolate-introduced-europe

  3. World Chocolate Day – National Day Calendar
    https://www.nationaldaycalendar.com/international/world-chocolate-day

  4. Chocolate in the Maya World – Maya Archaeologist
    https://www.mayaarchaeologist.co.uk/school-resources/maya-world/chocolate/

  5. When Money Grew on Trees – Cornell University Library Exhibit
    https://exhibits.library.cornell.edu/chocolate-food-of-the-gods/feature/when-money-grew-on-trees

  6. The World's Biggest Chocolate Consumers – Statista
    https://statista.com/chart/3668/the-worlds-biggest-chocolate-consumers/

  7. Coenraad van Houten and the Cocoa Press – Cornell University Library Exhibit
    https://exhibits.library.cornell.edu/chocolate-food-of-the-gods/feature/coenraad-van-houten

  8. J. S. Fry & Sons – Wikipedia
    https://en.wikipedia.org/wiki/J._S._Fry_%26_Sons

  9. Daniel Peter and the Invention of Milk Chocolate – Wikipedia
    https://en.wikipedia.org/wiki/Daniel_Peter

  10. The Chocolate Museum – Week 6: Chocolate Timeline
    https://www.thechocolatemuseum.co.uk/week6

  11. What Is in White Chocolate? – Southern Living
    https://www.southernliving.com/what-is-in-white-chocolate-8400856

  12. Why Is Chocolate Bad for Dogs? – Colorado State University VetMed
    https://vetmedbiosci.colostate.edu/vth/animal-health/why-is-chocolate-bad-for-dogs/

  13. JALAK公式サイト(ブランドコンセプト・製造工程・商品情報)
    https://jalak-yumex.net/