ジャラク流 Bean to Bar の楽しみ方|カカオを引き立てる「砂糖」の話
はじめに|産地だけでなく「砂糖」で選ぶという選択肢
近年、「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という言葉もすっかり定着し、カカオ豆の産地やカカオ分(%)でチョコレートを選ぶ楽しみが広がってきました。
フルーティーな酸味、ナッツのような香ばしさ……カカオの個性を楽しむのはもちろんですが、私たち「ジャラク コーヒー&カカオ」では、もう一つ「砂糖(甘味料)の種類」に注目するという、少しマニアックで奥深い楽しみ方をご提案しています。
実は、同じ産地のカカオ豆を使っていても、合わせる砂糖が違うだけで、口どけの早さ、甘さのキレ、余韻の長さが驚くほど変わるのです。
この記事では、Bean to Barの個性を左右する「希少糖」「素焚糖」「パームシュガー」という3つの異なる甘味料の特徴について解説します。それぞれの個性を知れば、あなたのチョコレート選びがもっと楽しくなるはずです。
なぜ、Bean to Bar は砂糖選びが重要なのか?
🍫 究極にシンプルだからこそ、砂糖が「第二の主役」になる
一般的なチョコレートには、口当たりを良くするための乳化剤や、風味を安定させるための香料が含まれていることが多いですが、多くのBean to Barメーカー(私たちジャラクも含め)は、素材の味をダイレクトに表現するために、「カカオ豆」と「砂糖」のみで作ることがほとんどです。
余計なものが一切入らないこのシンプルさゆえに、砂糖は単なる「甘みをつけるもの」ではなく、カカオの風味を底上げしたり、輪郭を整えたりする「第二の主役」としての役割を果たします。
料理において「塩」の種類を変えると素材の味が変わるように、チョコレートも「砂糖」の選び方一つで、全く別の表情を見せてくれるのです。
知っておきたい3つの砂糖の個性と味わいの違い
ここでは、それぞれ全く異なるキャラクターを持つ3種類の砂糖について、チョコレートに合わせたときの特徴をご紹介します。
1. 希少糖(アルロース)|キレのある軽やかさと機能性
特徴: 自然界にわずかしか存在しない「希少糖(レアシュガースウィートなど)」は、すっきりとした甘さが特徴です。砂糖特有のベタつきや、喉に残るような重たさがほとんどありません。
チョコレートに合わせると?: カカオのフレーバーを邪魔せず、スッと引くような「キレの良い後味」に仕上がります。「甘いものは食べたいけれど、後味はさっぱりさせたい」「カロリーや糖質には気を遣いたい」という健康志向の方や、ワークアウト後のリフレッシュとしてチョコレートを楽しみたいシーンに向いています。
2. 素焚糖(すだきとう)|日本人がほっとするコクと丸み
特徴: 奄美諸島のさとうきびを原料とし、ミネラル分を残して丁寧に炊き上げられたお砂糖です。黒糖ほどクセは強くありませんが、しっかりとしたコクと、キャラメルのような優しい風味を持っています。
チョコレートに合わせると?: カカオの酸味や苦味の角を取り、全体を「まろやかで優しい味わい」にまとめ上げます。いわゆる「王道の美味しいチョコレート」の味に深みを持たせたような印象で、コーヒーや紅茶、日本茶など、どんな飲み物とも相性が良いのが魅力です。
3. パームシュガー(椰子糖)|異国情緒あふれる香ばしさ
特徴: ココヤシなどの花の蜜を煮詰めて作られる砂糖です。東南アジア料理によく使われますが、独特の香ばしい風味、少し塩気を感じるような旨味、そして複雑な酸味を含んでいます。低GI食品としても知られています。
チョコレートに合わせると?: カカオと合わさることで、まるで焦がしキャラメルやドライフルーツのような「複雑で大人っぽい余韻」が生まれます。明るい時間のスイーツというよりは、夜の時間帯に、ウイスキーやブランデーなどのお酒と一緒にじっくり味わいたくなる、嗜好性の高い味わいです。
砂糖の個性に合わせてペアリングを変えてみる
砂糖の個性を知ると、飲み物との「ペアリング」の楽しみが一気に広がります。あなたの1日のリズムに合わせて、こんな選び方をしてみてはいかがでしょうか。
朝のスイッチオンには、軽やかな「希少糖」を
まだ頭がぼんやりしている朝や、シャキッとしたい仕事の合間には、後味がスッキリとした希少糖タイプがおすすめです。甘さが口に残らないので、フルーティーな浅煎りのコーヒーや、朝食のヨーグルトに合わせても重くなりません。爽やかな一日のスタートにぴったりの相棒です。
3時のおやつ、ほっとしたい心に「素焚糖」
家事や仕事が一段落した午後のひととき。そんな時には、素焚糖のじんわり広がるコクに癒やされてください。深煎りのブレンドコーヒーはもちろん、温かい紅茶やほうじ茶など、香ばしい飲み物と合わせると、肩の力がふっと抜けるような優しい時間が流れます。
夜の自分時間、お酒と嗜む「パームシュガー」
一日の終わり、自分へのご褒美にはパームシュガータイプを。独特の香ばしさと複雑な旨味は、まるで熟成されたお酒のよう。シングルモルトウイスキーやラム酒、あるいは濃いエスプレッソを片手に、少しずつ溶かしながら味わう。そんな大人の夜更かしに一番似合うチョコレートです。
おすすめ商品とギフト提案
商品ラインナップ
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商品名 |
内容量 |
テイスティングノート |
価格 |
URL |
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ジャラクガナッシュ(生チョコ) |
8個入り |
なめらか×濃厚カカオ |
¥1,960 |
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ボンボンショコラ 6個入り |
6個入り |
フルーツ×ナッツ×紅茶の個性派 |
¥2,760 |
それぞれの特徴
ジャラクガナッシュ(生チョコ)
ジャラクのBean to Barチョコレートを贅沢に使った、なめらかな口どけのガナッシュ。インドネシア産カカオ豆を丁寧に焙煎・精製し、そこに生クリームとバターを加えることで、リッチでやさしい味わいに仕上げています。手土産や贈り物にぴったりなサイズ感で、冷蔵で届くため、ひんやりとした食感も楽しめます。
ボンボンショコラ 6個入り
6つの異なる味が楽しめる、華やかな一粒チョコレートの詰め合わせ。ベリーの酸味が爽やかな【アムール】、沖縄の塩が香る【塩キャラメル】、香ばしい【アーモンドキャラメル】、人気の【ピスタチオ】など、色・香り・食感が一粒ずつ異なります。見た目にも美しいチョコレートは、特別なギフトにぴったり。インドネシア産カカオの奥深さと素材の妙が詰まった逸品です。
商品一覧を見る https://jalak-yumex.net/collections/chocolate
まとめ|自分好みの「甘さ」を見つける旅へ
「チョコレート=甘いもの」とひとくくりにするのではなく、「どんな甘味料が使われているか?」に目を向けてみると、自分にとって一番心地よい味わいが見つかるかもしれません。
ジャラク コーヒー&カカオでは、インドネシア産カカオのポテンシャルを最大限に引き出すために、これら3種類の砂糖を使い分けたチョコレート作りを探求しています。
もし、この記事を読んで「砂糖の違いを試してみたい」と思われた方は、ぜひ一度当店のラインナップを覗いてみてください。あなたのライフスタイルに寄り添う一枚との出会いがありますように。
